【初心者向け】スターダムを楽しむ基礎知識1 勝敗編
女子プロレスのスターダムを初めて見る人、これから見たい人に向けて、スターダムを楽しむための基礎知識を紹介します。
今回は、一番大事な試合の勝敗について。
1.勝敗のつけ方
勝敗のつき方はいくつかありますが、最初に覚えておくルールはたった一つだけ。
審判(レフェリー)が地面を3回叩いたら試合終了。
これだけです。
相手選手の両肩を地面に3秒付けると勝ちになるのですが、観客席からは見えづらいので、レフェリーが分かりやすく地面を叩いてくれます。
1秒で1回なので、3回叩くと3秒経った、つまり試合が終わった、ということになります。
これをスリーカウントと言います。
プロレスの勝敗のほとんどは、このスリーカウントで決まります。
選手が相手にダメージを与えて地面に倒し、レフェリーがカウントを数える瞬間が、観客の盛り上がるところになります。
多くの場合はカウント2で肩を上げるので、そこからさらに攻防が続いていきます。
まずはここだけ押さえればOK。
ここからは、もう少し知りたい人向けに、追加で他のルールを説明していきます。
余裕があればこちらのルールも覚えると、試合中の駆け引きがより楽しめるようになります。
2.その他のルール
スリーカウント以外でも試合が決まる場合があります。大きく分けると、審判が止める場合(ギブアップ、レフェリーストップ、反則)と場外、時間切れです。
○ギブアップ
これは文字通り、選手がギブアップした場合です。ギブアップ宣言した選手が負けとなります。
選手がギブアップする声は観客まで聞こえませんが、コングが鳴らされるので試合が決着したことが分かります。
○レフェリーストップ
上のギブアップは選手本人の申告ですが、これはレフェリーが判断して試合を止めます。
選手が試合中に怪我をして試合を続けられないとレフェリーが判断すると、その時点で試合を終わらせ、怪我をした人が負けとなります。
こちらもコングが鳴らされるので、レフェリーの声が聞こえなくとも試合が終わったことが分かります。
○反則
プロレスにも反則があり、レフェリーが悪質な反則と判断した場合、または5秒以上の反則は反則負けになります。逆に言うと、レフェリーが悪質と判断しなかったり、5秒以内であれば反則OKです。
○リングアウト
選手が試合中にリングから下りて場外に出た後、レフェリーが20カウントを数えてもリングに戻れなかった場合は、その時点でリングアウト負けになります。
大体はカウント19くらいで戻ってきますので、実際にリングアウト負けになる試合は少ないです。
○時間切れ
各試合は15分1本勝負、30分1本勝負のように、制限時間があります。その時間内で決着がつかないときは時間切れ引き分けとなります。
ここまで覚えれば、試合の99%の勝敗のつき方は理解できるはずです。
特殊なルールでの試合もありますが、その場合は試合前にちゃんと説明してくれます。
ざっくりとした説明なので、試合を見るうちに疑問が湧いてくると思いますが、そうなれば初心者は卒業です。
最後にスターダムの公式YouTubeから、試合映像のリンクをいくつか紹介します。
こちらの映像を見れば、より試合観戦が楽しくなるはずです!